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リクルートの社内用語、企業カルチャー

リクルートの社内用語

リクルート用語とは、リクルートグループ内で当たり前のように使われている独特な社内用語のことです。リクルートグループは創業50年以上の歴史がありながら社員平均年齢が35歳前後と若い状態を維持している、独特な社風の企業です。

企業文化もそうですが社内用語もユニークな用語が多く、転職者の方や新人さんが聞くと最初は「???」という反応になる方が多いようです。

私も在籍時、先輩方のマネをして違和感なく使っていましたが、外に出てその特徴に気付きました。独特さの中にもクスッと笑ってしまうような魅力があり、楽しい会社です。

リクルートグループへの就職を検討している方は、断片的ですが社内用語で会社の雰囲気を感じ取って頂ければ幸いです。

1.テレクリ

テレフォンクリーニングの略。つまりテレアポの事です。

営業ではよく使っていて、先輩から営業活動の進捗を聞かれる時に「今日、何件テレクリした?」等と聞かれていました。

当時は「どこの会社もこう表現するのかな」と思っていました。笑

2.ヨミ表

ヨミ表とは、営業活動で受注確率と案件内容をチームで確認する営業進捗管理表。

ヨミ表を見ながら営業進捗を確認するチームミーティングを「ヨミ会」といいます。

営業部は毎週締め切りがある部署でしたので、週2回位やってました。

昔はエクセル管理でしたが、最近はSalesforceで管理をしているそうです。

ヨミ表とは「どのクライアントからどれくらい受注できそうか」を管理、確認するための表です。

だいたい下記4種類のヨミがあります。

・Aヨミ:受注が確定している

・Bヨミ:受注がほぼ確定している(70%以上、不測の事態がない限り受注)

・Cヨミ:受注見込み(50%前後、提案中で、どうなるかまだ結論が出てない受注)

・仕掛け:ABCの受注だけでは目標達成にと届かない為、受注できるかはわからないが、何かテーマを持って提案をし、受注を目指す

一般的にCヨミまでが「ここまで営業として頑張ります」という数字とみなされます。

3.オネスト(honest)

正直な話、本音の話。 honestは誠実・正直という意味です。

オネストヨミ、と言ったら現実的な着地数字のことなので、上述の「 A〜Cヨミまでのヨミ集計」とほぼ一緒です。

あまり実現可能性の低い情熱的なヨミを出すと、「オネストヨミ出して」と真顔で言われますので注意が必要です。

 

 

4.アスピ

「アスピレーション」のことで、「アスピレーション目標」という言葉でも使われます。

オネストヨミの対義語で、アスピレーションは仕掛とパッションを詰め込んだ「気合の意志ヨミ」です。

達成する根拠は特にないケースが多いです。情熱込みのヨミなので。笑

営業部全体では達成していないが、チーム単体や個人で見ると早々に目標達成している場合、まだまだ手を緩めずに部門に貢献するぞ!という気持ちを込めて「私達は追加でこれだけやります!」と言って目標に上乗せ宣言していくのがアスピ目標です。

 

5.ZD(ゼットディー)

「全然ダメ」の略。

お客様が出稿した広告の反応を確認する作業を「効果測定」というのですが、効果が全くゼロの時に使います。

厳しい条件の案件だとわかっていてもZDだと営業とお客様双方凹みます。

「とりあえず引き続き様子をみましょう」と言ってこまめにフォローします。

 

ZDのお客様はフォローせずに放置すると他社に抜かれる可能性が高くなる為、

営業パーソンの既存顧客対応の差はここのフォローや提案で明暗が分かれます。

ZDは再提案も当然出来るので、お客様と課題から逃げない事が大事です。

 

でもやっぱり効果出すのが一番ですね。↓これは危ないです。↓

 

6.フィジビリ

フィジジビリティ・スタディの略。「試しにやってみる」という意味です。

新規事業や施策の立ち上げ段階にテストで実験してみたりする事が多く

「フィジビリでやってみたら?」という言い方をしたりします。

営業チーム単位でもちょっとした取り組みによく使います。

 

7.ファクト

「この地域では●●の媒体が強いと思います」などの定性的な意見は、

「それって本当にファクトなの?」と言われます。

客観的、定量的な事実=ファクトです。

定量と定性のバランス感覚が重要なので、ファクトはしっかりと根拠を持って語る必要があります。

 

8.アジェンダ

「議題」と言う意味。

「今日のアジェンダは〜」と言われるとアジェンダの意味が気になって話の内容が入ってこなくなると共に、初めて知った時は「議題の方が短いやん」とみんなが思う言葉です。

 

9.よもやま話

よもやま話はアジェンダ(議題)を設定しない会議とは言えない会議のような雑談です。GMとメンバーで定期的によもやまを実施して、「最近どう?」みたいなフラットな会話をしたり、特定の案件についていろいろ質問したいけどざっくばらんに話してみたい、という場合も、○○よもやま、のような形で行われます。社内報でも「●●さんのよもやま話」みたいなコラムコーナーがありました。

リクルートは基本的に別組織のGMや部長でも、気軽によもやまを受けてくれる、とても風通しの良い会社です。

 

 

10.「そもそもが〜」  「いまいまで〜」  「やるやらは〜」

同じまたは似た2文字を繰り返して会話の接頭語につけるもの。

「そもそもが〜」は 「AはそもそもBの為にあるんだよ」みたいな普通の説明で、

「いまいまで〜」は 「今でいうとCです」みたいな説明回答だったりします。

 いまを重ねる意味が不明です。

「やるやら」は「やるかやらないか」の略です。

使い方は「やるやらは、GM判断を仰いだ上で決めた方がいいんじゃないか」などです。

リクルートはこういう謎に略したり重ねたりする用語が多いです。

 

 

11.圧倒的当事者意識( ATI )

リクルートの代名詞とも言われる圧倒的当事者意識。

仕事の上達が早い人は当事者意識が高い、常に1つ上の視点で仕事や会社を見ている、会社の課題は自分の課題、それくらいの意識で仕事に取り組む事をいいます。

リクルート内で活躍している方は誰もが当事者意識が異常に高いです。クライアントの業界を徹底的に調べ、企業理解・競合理解が非常に深かったり、経営を一変させるようなレベルで採用や経営企画に入り込んだ提案をする人もいます。

その提案や実践のレベルが高い人は役員クラスで顧客企業に引き抜かれる人もいるほど。

リクルートのトッププレイヤーの方々に共通するワードです。

 

 

以上、リクルートの社内用語でした。

多少部署により習慣には偏りがありますが、私は人材領域の営業メンバーでの用語を紹介させて頂きました。

リクルートネタは他にも記事が描けそうなので、次の記事では企業文化について紹介します。

 

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