就活ノウハウ

新卒採用で今も続く学歴フィルタの実態と対策

悩んでる人
この記事は就職活動をこれからされるにあたり、「学歴フィルタの実態が知りたい!学歴フィルタにはどう対処すればいいの?」という疑問にお答えします。

学歴フィルタとは

新卒採用において、一部の学生を対象に採用選考プロセスにおいて足切りする事、または足切り基準の事です。

応募者が非常に多い大企業、人気企業で行われる傾向にあります。

実際の大学別の学歴フィルタはざっくりこんな感じで設定されています。

 

S:超上位校(海外大、東大、京大、一橋)

A:上位校(北海道、東北、大阪、名古屋、九州、東工大)

B:早慶上智+(早稲田、慶應、上智、国際基督教、東京外大)

C:関関同立(関西、関西学院、同志社、立命館)、GMARCH(学習院、明治、青山学院、立教、中央、法政)

D:日東駒専、産近甲龍、大東亜帝国、

E:その他

 

 

学歴フィルタの事例

一般的に、人事は説明会の参加目標を会社から科されています。

「Sランク○名、Aランク○名 Bランク○名、 Cランク以下は0名(満席表示)」という目標を立て、学歴毎に予約フォームを設定する流れになります。

有名な話では数年前にゆうちょ銀行の説明会予約 がかなり話題になりました。

これはあまりにも露骨なケースですが、説明会予約フォームから学歴フィルタは設定されています。

学歴フィルタを設定していなても「webテストで8割以上取れていなかったら落選」等のハードルを設定していると、フィルタ機能を設定しなくても自動的に選別は可能ですのでその手法を取っている企業も多いです。

学歴フィルタの具体例は、以下の通りです。

 

1.セミナーへの参加制限

この手法が一番スタンダードな学歴による選別法です。

面接や説明会に応募しても、一定水準以上の学歴保有者以外は書類選考で落とされてしまいます。

2.採用実績がない大学にはリクルーターを設定しない(地方)

特定の大学OBとの関係を重視する企業で使われる傾向にあり、採用実績の多い大学に所属する就活生は有利な傾向に。

大学のOBがリクルーターとして後輩に直接会い、就職活動の相談や質問会という形で選考が行われます。

3.連絡の優先順位を低く設定する

高い偏差値の大学所属の学生には早い段階で連絡し、低い偏差値の大学所属の学生にはその後に連絡するというものです。

 

学生フィルターを使用する企業の特徴

採用を効率的にやりたい。有名大学の学生を採れば採用ミスは少ない

有名大学の学生は事件の戦争を勝ち抜いてきているだけあり事務処理能力が高い人材が多いです。

多くの人を採用するにはそれだけ多くの人を選考しなければなりません。

応募数が多ければ選考を進めても内定基準を満たす学生の割合が多い方が採用活動が効率的に進み、良質な採用活動ができるからです。

採用実績校&有名大学の採用数=人事部も好評価されやすい

採用実績校は対象社員が長期勤務するほど次年度以降も採用されやすくなります。

採用実績校出身は会社が長く続いていく上でそれを支えていく実績のある人材として、

有名大学出身者は将来的な幹部社員の卵として育てるチャンスが大きい為、人事も社内的に評価を受けやすいです。

学閥が存在する会社は特定の学歴を好む傾向

「今の時代に?」と聞き返したくなりますが、未だに存在します。

学閥=採用実績校となるのですが、企業における共通点のひとつです。

縦割り社会は意見交換が十分なされず、古い体質となりやすいので減りつつありますが、学閥は社員同士の共通点となりそこでのコミュニケーションは円滑な為、まだ残り続けています。地銀・信金などは地域の特定の大学の出身者の学閥がある事が多いです。

 

学歴フィルターは高校も見ている

学歴フィルターは最近、大学より出身高校を見る部分が少しずつ増えてきています。

少子化に伴い、大学入学の平均的なハードルが下がってきているという背景があげられます。

 

 

 

 

 

 

 

出典(文部科学省 H27資料)

推薦やAO入試で大学入学する学生は全体の43%にも上り、その割合は私立大では約半分を占める迄になっています。

その為、大学のクラス別採用ターゲティングには限界がきている、と判断する企業人事が増えています。

 

「大学の画一化が進み、最近は高校まで見ないと人材の質は見極められない」(IT)

「特定の高校出身者は大学が無名でも成長が速い」(広告)

【参考記事】

日経ビジネス 人は高校時代が9割

Aera.dot 就活での学歴、高校までさかのぼるケースも

 

今後この流れは優良企業ほど加速していくでしょう。

高校から将来のキャリアを考え、進学先を決めていく必要があり、教育者にも学生にも明確な当事者意識が必要となっています。

 

 

 

学歴フィルタを導入する企業は増加傾向

新卒採用は限られた予算、限られた人員で実践していかなければなりません。

効率の良い採用活動をしようと思えば学歴フィルタもある程度使う必要があります。

リクナビ・マイナビからのとりあえずエントリー組よりも採用実績校の学生を選考する方が精度は上がりますし、

採用ターゲットを予め絞り込んでOB/OG訪問を受ける企業も増えています。

 

また最近は上位校の学生を絞り込み採用するのに外資就活ドットコムやワンキャリア等のリクルーティングサービスを利用する日系企業が増えており、

新卒採用市場はますます多様化しています。

 

 

 

 

学歴フィルターへの対策 学生のうちにやっておくべき事

「学歴フィルタがあるlから就職無理だ・・・」という考えでは何も生まれません。

「どうやったらできるか」という前向きな視点で考える事が必要です。

上位校の学生でも「必ずこれをやれば安心」という事はなく、何でも自分で考えて調べて行動し決める、という事が必要になってきています。

これからの時代は、新卒というブランド自体の価値は徐々に薄れ、「自分自身の市場価値」が求められるようになる時代です。

転職者に負けないくらいのスキルを学生時代につけておくと後々困りませんので必ず対策しておきましょう。

 

解決策1:社会人になる前に営業や顧客対応業務など実務を経験する。

1つの答えとしては、社会人になる前にスタートダッシュするという考えです。これは先人等にも多くの事例があります。

長期インターンシップも最近は多いですが、企業によりただの雑用を学生にさせている会社も多く、それだとあまり経験になりません。

顧客折衝やITなら売れる成果物の作成など、実務ができるかどうか内容の見極めが重要です。

インターンシップに行く場合は、「1〜2社で長くやる」のがおすすめです。

勿論自分が入社するかどうかという位、しっかり興味のある業態が望ましいです。

実務に携わる中で積極的に課題意識を持って質問や、チャレンジ、先輩とのコミュニケーションを取っていきましょう。

 

例1 サイバーエージェント代表の藤田晋さん

…リクルートの広告媒体を扱う代理店で営業アルバイトを経験、社内でトップ成績を取る程営業活動を行い、インテリジェンスに入社して1年で社内No.1の営業成績を納められました。それが起業のきっかけとなっています。

例2 レバレジーズ 代表取締役 岩槻 知秀さん

…人材紹介で急成長中のレバレジーズグループの代表、岩槻さん。大学1年時からIT企業にてビジネス経験を積み、携帯コンテンツ開発会社における2年半のインターン経験後、システム会社の立ち上げに加わり、マネージャーとして活躍されて大学卒業後に起業されています。

 

例が起業家の方になりましたが、就職活動する上では机上の空論を語る人より実務をやってる人の言葉が圧倒的に説得力があります。

実務経験があると面接でも言葉の重みが変わってきます。

採用側には姿勢や性格の部分でもプラス評価しやすいので是非チャレンジしてみましょう。

解決策2:個人でメディアを立ち上げる

営業はどうしてもチャレンジする気になれないという方はこちらも良いです。

サイト作成。これは2014年に当時東洋大の学生だった菊池良さんが自身を企業に売り込むサイトとして作成した「世界一即戦力な男 菊池亮」と言うサイトです。

内容はひたすら笑いを取りに行くようなシュールなものになっており、当時の人事界隈でも話題になりました。

学生にここまでのサイトがよく作れるなと感心したのを覚えています。

http://www.sokusenryoku.me/

結果彼は50社以上から面接のオファーを受け内定を獲得しました。

内定先の企業で2年余勤めた後株式会社ヤフーに転職されています。

現在は作家として活動されているようですが学歴フィルタをものともしない差別化の好事例だと言えます。

 

現在はワードプレスなどでサイトを作成するのは簡単ですので、く面白いサイトやPV数の多いサイト作成にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

楽しめて、他人に迷惑をかけないでサイトであれば良いと思います。

webの勉強になりますし、副業などを行っていくのも許される時代ですので、後々の土台になります。

※他の記事でもサイト作成やwebに関する記事はUPしていく予定です。

解決策3 OB訪問・OG訪問 SNSで検索してお願いする

ベーシックな手法ですが「社会人の先輩に会って教えてもらう事」は参考になります。

興味のある企業で勤務している方へOB訪問、OG訪問はインターンシップに沢山通う、先輩に紹介してもらう、友人に紹介してもらう等方法はいくつかありますが、何人か会えるととても良いと思います。時間を割いて頂く訳なので感謝の気持ちを前面に伝えるようにしましょう。

まとめ

・インターンシップでもOK 営業活動や顧客折衝の活動をする

・サイトを立ち上げる

・OB,OG訪問を複数する

 

1つ位であれば割と誰でもやっています。このうち2つはやるようにしましょう。

重要なのは学歴フィルタをクリアする以上に、(良い経験を積める仕事に)内定を取れる事、そういう人材になる事です

他の記事でも他者との差別化という点については別途解説していきます。

是非参考にして下さい。

 

 

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