リクルートの話

リクルートの社風や企業文化、特徴的な制度

悩んでいる人
リクルートってどんな社風、文化を持ってるの?教えて!

こんな疑問に答えます。

記事を書いている人


・元リクルートの人材営業、現職は営業兼Webマーケティング職。
・転職やキャリア、webマーケティングについて発信中。

リクルートは個性的な社員が多く、卒業後に起業される方が多くいらっしゃいます。

集まってくる人達は勿論、会社の文化も魅力的で創造的なものが沢山ありますので、

この記事では、元従業員が懐かしく思い出すような社内用語をまとめてみました。

覚えているものをいくつか紹介していきます。

1.さん付け文化

リクルートの企業文化の特徴で代表的なのがこれ。

リクルートでも一般企業と同様に様々な役職がありますが、ソフトでフラットな企業文化で、役職者でも末端メンバーでも「さん付け」で呼ばれる傾向があります。EMやGMでも下の名前でさん付けで呼ばれているなどは結構普通でした。

グループCEOでも、末端の社員まで 「さん付け」で呼んでいます。

他企業だと、管理職の人には「部長、よろしいですか?」とお伺いを立てて話す事が多いですよね。そういう時はちょっと緊張する事もあるはず。

そういう環境よりも遥かにコミュニケーションが取りやすく、意見や相談も格段にやりやすい、勉強会をしていてものびのび質問して参加出来る柔軟性のある文化があります。

多くの社員が現場最前線だからこそ、顧客の声も拾いやすく、互いに教え合う文化が創造的で、在籍時から強く魅力を感じていました。

現職でも管理職をしており、当然ベテランの先輩方に末端メンバーが気を遣う空気があるのですが、私自身が採用した社員や後輩社員には、役職ではなく極力名前で呼んでもらうようにお願いしています。そちらの方が「話しやすい人」と思ってもらえ、情報や相談も非常に入りやすく、仕事面でもプラスが多いのでお勧めです。

2.人種に偏見がないオープンな社風

普通な事といえば普通なんですが、様々な人種の方がいます。

私は関西で働いていましたが、中国出身の方や、韓国籍で名前が似た方など(キムさんとか)が結構多いイメージです。

私自身も一切気にした事がないのですが、皆普通に接していて、本来それが当たり前なんだけど、

そうでない会社も多いと聞くので、とても素敵だなと感じて過ごしていました。

オープンでフラットな文化は退職後も会社を好きでいてくれる人が多い理由の一つに上げられると思います。

3.お祭り好き文化

打ち上げ、屋外イベント、運動会などリクルートグループでは社内のイベントが割とたくさんあります。

コスプレが好きな人、身体を張って笑いを取るのが好きな人が多く、私も誘われてビアガーデンでのダンスを踊る実行委員に参加した事があります。

業務外に力を入れるのはリクルートの社内文化の特徴の1つで、同僚の結婚式の二次会の出し物として動画やビデオメッセージを作る等、業務外の楽しい資料を作るのが好きな人が多いです。ビデオメッセージほんとに好きな人が多い。笑

営業も企画も顧客向けの資料や営業部会の表彰、商品紹介、部署取組資料など様々な資料を作る為、ワード・エクセル・PowerPointその他のプレゼン資料のソフトの扱いが自然と上達する人が多いです。

「よく学び、よく遊べ」という創業者、江副浩正さんが社員に遺した言葉はメンバーの心の根底に根付いていると感じる点です。

4.New Ring

株式会社リクルート傘下のカンパニー内の新規事業コンテスト。賞金も出ます。

RINGは各カンパニーの社員であればだれでも応募でき、予選を通過すれば事業化に向けての検討が進められるため、新規事業をやりたい方はRINGへの応募をします。結婚情報誌のゼクシィは不動の業界ナンバーワン媒体ですが、もともとの事業発足は新卒の女性社員の提案が発端で創刊しており、今の地位を築くに至っています。これは社内外でも有名な話です。

外部の起業家を招いたイベントの開催や、事業開発室の社員による壁打ちイベントなども開催されるなど、かなり会社としても気合の入ったイベントで、毎年開催されています。

5.Will、Can 、Mustシート

リクルートグループの社員が半期に一回、記入する、仕事の振り返りやキャリアを考えるのに使われるシートです。
「きみは今後3〜5年でどうなりたい?」

「いま抱えている悩みや課題は?」

「それらの問題に対し、どうしていきたいと思ってる?」

など、主体性を持って自分なりに考えることを求められ、成長を促す文化があります。
Willとは、自分が将来こうありたいと考える姿。

Canとは、今できること。

Mustは、WillとCanの差を埋めるためにすべきこと。

半期ごとにこのシートを書いて、自分の中期的なキャリアと現状から逆算した、「この半期にやるべきこと」を上司とすり合わせるのが人材教育の基本テーマ。ここで決めた自分に課す「ミッション」を半年後にできた・できないを振り返って査定が実施されます。

6. ナレッジマネジメント

直訳すると「知識管理」ですが、リクルートでは自らが持つスキルや実績、スタンス等を共有していくプロセスを指します。

「ナレッジ共有」というワードがよく使われ、営業や広告、販促企画やトラブルシューティングなど全ての事象に対し成功事例や取り組み事例を共有し、クライアントへの提案に使った資料を周りに共有したり、うまくいっている営業プロセスを周りに共有したりする文化です。

「自分の数字だけが良ければいい」という人はおらず、常に共有する企業文化なのでクレームやトラブルも共有して全員でミスを撲滅する取り組みも同時に行います。

先輩や同僚で優秀な広告を作成できる人の事例も実際の効果とプロセスを確認しながら学べ、全体の平均スキルを底上げしようとする文化がリクルートの魅力です。

7.べスプラ(ベストプラクティス)

ベスプラはナレッジマネジメントにおいて至高の一作を投じていく取り組みです。営業メンバーは原則全員参加で半期〜一年のの間に自分の仕事を振り返り、周りの人にも使える形で仕事への取り組みをプレゼンする場です。コンテスト形式で開催するため、グランプリを獲った方には賞金・トロフィーがもらえるので、MVPなどの表彰と同等の栄誉です。

かなり秀逸な作品でないと入賞せず、何回も営業表彰を受けているメンバーもめったに入賞しません。

何度も入賞した作品の詳細を見ましたが、営業部で表彰される広告内容とは採用背景の課題と広告設計や

実際の仕上がりに至るまで、レベルが全然違います。自分の広告作成能力はもちろんですが、お客様の課題や優秀な制作マンにも恵まれないと受賞は難しいだろうと感じる秀逸な作品ばかりでした。

カンパニーや領域によって作品の内容は変わりますが、グループで全体でやっており、ほぼ強制参加なのでナレッジマネジメントに非常にこだわっているのだなと感じる文化でした。

8. GIB(ゴールインボーナス)

全社・支社での全体目標達成に際して全員に支給されるミニボーナスです。

営業職はどの会社も取扱の商品サービスに応じて様々なインセンティブがあるものですが、

GIBはスタッフ職なども含めた全員が支給対象となっています。

週次で締切がある部署は特にスタッフ職も忙しい為、チームワークが大切ですが、GIB制度はメンバー全員で目標達成しようとするチームワークを強化する積極的なルール設計になっています。

リクルートの社内でしか通用しない用語も沢山あります。

以上、リクルートの企業文化についてでした。

いかがでしたでしょうか?

リクルートグループの企業情報や待遇、風土については、別記事「リクルートの社内用語」でも掲載しています。

転職を検討中の方や情報収集したい方はご参考下さい。

虎之介

別記事ではリクルートで得られる学びなど、色々ご紹介していきますね。

ではまた次の記事で。

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